「やる気スイッチ」を入れる方法 ~脳には妙なクセがある~を読んで

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やらなければならない仕事がたくさんあるのに、なーんか今日は仕事やる気が出ないなぁ。
やる気のスイッチを、自由自在にon/offできたらいいなぁ。
と思うことはないでしょうか?

私はしょっちゅうそういうことがありますので(笑) 「やる気スイッチ、君のはどこにあるんだろう~」 というCMソングを聞くたびにそう思っていました。

ところが、つい最近読んだ本に、その答えが書いてあったのです。

ものすごーく簡単にまとめてみますと

体の動きと脳の動きは連動しているので、とにかく少しだけでもやり始めるとやる気が後から付いてくる

という事だそうです。その部分を引用してみます。

やる気が出たからやるというより、やり始めるとやる気が出るというケースが多くあります。
年末の大掃除などはよい例で、乗り気がしないまま始めたかもしれませんが、いざ作業を開始すると、次第に気分が乗ってきて、部屋をすっかりきれいにしてしまったという経験は誰にでもあるはずです。

これって結構心当たりありませんか?

私の場合、取りかかるとエンジンがかかって2~3時間くらいあっという間に過ぎることも多いのですが、そもそも仕事に取りかかるまでにあれやこれやと理屈を付けてなかなか始められない事が多いので、ものすごく腑に落ちる話でした。

「やばい、今日も更新してない。」
と、3日ほどほったらかしにしてしまったこのブログですが、「この本のことを書く」と決めて kindleでハイライトしていた引用部分をPCで開くことでやる気のスイッチが入ってくれました(笑)

「やる気が出ないときは、とりあえず、ちょっとだけでも取りかかってみる」。この作戦、非常に強力だと思います。おすすめです。

 

そういえば、まだ読んだ本の紹介をしていませんでしたね。

ここで紹介している ~脳には妙なクセがある~ という本は、上記の他にも脳の働きにまつわる話が非常にたくさん詰まったエッセイです。
わかりやすいですし、さくっと読めるし、仕事にも非常に役に立ちそうなTipsが満載で非常に興味深いです。

私がkindleでハイライトした部分で、わかりやすそうな部分だけピックアップしてみても。。。

「コーヒー豆の香りを嗅ぐと、なんと、他人に対して親切になる」

「デルタ波が出ている深い睡眠中に、バラの香りを嗅がせると、翌朝のテストの点数が、嗅がなかったときの平均86点から、平均97点に跳ね上がることがわかりました。
睡眠中の匂い刺激が、記憶を強化したのです。」

「勉強は、教科書を復習するより、問題を解くほうが効果的だ…..
より専門的に説明すれば「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への定着がよい」ということになります。」

「団体に入会するために「儀礼」を受けるという実験です。
厳しい儀礼と、それほど厳しくはない儀礼のどちらかを受けて入会してもらいます。
入団後に、その団体が好きかどうかを聞くと、厳しい儀礼を受けた人のほうが団体に対する好感度が高いというデータが出ます。」

 

特にこの部分を読んだとき、思わずブラック企業の話が頭によぎりました。

「面白くない単調な作業をさせて、その後に「楽しかった」と言ってもらうというものです。そして謝金を渡すのですが、このとき被験者を二つのグループに分けます。片方には20ドルを、もう一方には1ドルを支払います。
その後、作業がどれほど面白かったかというアンケートを採りました。  ここまで読んできた皆さんでしたら、フェスティンガー博士らの実験結果がどうなったか想像できるでしょう。
1ドルのほうが面白いと感じたのです。高額な謝金をもらった方は、作業をしている理由が「金がもらえるから」だと認識できます。
しかし1ドルでは「金が欲しくてやった」にしては割に合いません。つまり、作業をする十分な理由が見当たらないのです。
心理矛盾です。そこで「実のところ、自らすすんでやるほど楽しかったのだ」と態度を変えて納得します。」

 

特にこの人(笑)

watami

 

と言うわけで、社会心理学や脳科学などに興味のある方には特にオススメの本のご紹介でした。

通常の紙の本でも読めますし、kindle版も出ていますよ。

kindle版はコチラ(350円ほどお得です)

この先生の本、kindle版ではもう一つ中村うさぎさんと対談しているのもあるみたいなので、次はそちらの方も読んでみたいと思います。


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